CONTROLレビュー

連邦操作局に指揮官として就任したジェシー・フェイデンが主人公です。
ジェシーには、連邦操作局に子供時代にさらわれた弟のディランを助けるという目的があり、ジェシーとディランが子供時代に体験した出来事を発端として物語は進みます。ビルの内部はすでに何かが原因でおかしくなった世界となっており、組織内で起きている様々なことを解決しながら進めます。

Remedy Entertainment開発のControl PC版のレビューです。

グラフィック

綺麗ですが、それはレイトレーシングによる効果と考えた方がいいです。
レイトレによる表現は今までのゲームでは難しかった反射の表現など、確かに1ランクレベルをあげるものではありますが、さすがに戦闘中など激しいアクション中ではそれほど感じられません。
PS4版ではレイトレは無理なので、他のゲームと比較しても同レベルとなるかと思います。

戦闘

非常に面白いです。

主人公は超能力と銃という2種類の手段を使って戦闘していくことになります。
超能力にはエネルギーという概念があり、銃にもリロード(自動)があるので、どちらか片方のみを使い続けるというのも難しくこのバランスが素晴らしいです。
基本的には超能力による攻撃が強いのですが、敵によっては超能力による攻撃を避けまくる敵もいたりします。

成長要素

大きく分けて、主人公能力自体の成長とMODという概念があります。

ジェシーの超能力成長画面

超能力の種類自体は特定のアクティビティのクリアで開放されます。
能力の成長は主にダメージアップなどです。

銃2種類の装備とMOD。「個人改造」がジェシーのステータスをアップさせるMOD

銃の仕様が面白いのですが、一見ピストルに見える銃を変形させることで異なる種類のものになります。
いわゆるショットガンやスナイパー的なもの、ロケランのようなものといえばわかりやすいでしょうか。そのうち2種類を装備でき、状況応じて変形させて使用していきます。

銃の種類ごとにMODは装着でき、単純なダメージアップやリロード速度アップ、銃の種類に応じたMODなどがあります。

ジェシー自身に対するMODは体力アップや、エネルギー消費量削減などになります。

これらのMODはビル内各所にある箱や敵からのDrop、また、素材を利用した生成(ランダム)で取得できます。

まとめ

メインストーリーだけ追っていけば10時間強程度と今時のゲームとしては少しボリューム少なめと言えるかも知れません。
戦闘自体は手触り感よく楽しめます。あとは、独特な世界観が好みに合うかどうかということになると思います。
ストーリー自体は少々わかりにくい面もあり、ゲーム内で様々なドキュメントを取得できますが、全く意味のない印象のものも多く、ストーリーテリングという意味では改善の余地があるかなという印象ですが、プレイして損はないゲームだと思います。

自分は予定されている追加ストーリーとなるDLCも購入したいと思っています。

ALAN WAKE

自分はよく知りませんが、同社の作品でアランウェイクの名前がゲーム内のドキュメントで出てきました。
何か関係あるんでしょうか。

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