Days Gone(デイズゴーン)レビュー
プロモーションを間違ったのではと思わせるゲーム内容で、そのせいで評価がいまいちになっているのではという気がする非常にもったいないタイトルだと感じるDays Goneのレビューです。
一番初めの発表時のものなので仕方がない部分もあるかもしれませんが、まるでゾンビの大群を相手に戦闘するのがメインであるかのような印象を持たれる方もいるかもしれません。
しかし実際には、メインストーリーで強制的に戦闘するのは、2,3回ほどでMAPにアクティビティとして表示されるのは終盤となり、ゲーム自体の構成としてはほぼエンドコンテンツといえるものです。
このゲーム最大の特徴は荒廃した世界で生きる様々人なとの交流を細かに見せるストーリー重視のゲームです。
ゲームシステムとしては特に新しい面も見当たりません。よくあるアクションシューターでクラフトの仕組みもありますが、それ自体もよくあることだと思います。
ただし、戦闘やクラフト、成長要素やそれに伴うアビリティの修得などのシステムがうまく纏まっている印象です。
また、特徴のひとつであるバイクについては、燃料の概念がありファストトラベルするにも消費されます。
一見、うっとうしい印象を与えますが、実はいいアクセントとなっていて、燃料となるガソリンはファストトラベルポイントや各拠点・ガソリンスタンドなど各所で補給ができます。
目的に向かうのに、その経路として補給ポイントに寄っていく計画を立てながらになるところがただ単純に目的に向かうだけではない体験を与えてくれます。
バイクにも各パーツのアップグレードが用意されているので徐々に操作しやすくなったり、ガソリンの容量も増えていきます。
グラフィック面に関しては素晴らしいものだと思います。
テクスチャ自体もかなりこだわって制作されている印象を受け、天候の変化による地面に残る足跡、タイヤ痕やエフェクトの変化などもよく出来ていると思います。
非常によくできたゲームなので是非プレイしてみてください。
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