DIGIFORCE スイッチ コントローラー レビュー
2021年11月に発売となった背面マクロボタンなど、非常に多機能なデジフォースのNintendo Switch用コントローラーのレビューです。
もしかしたら、似たような製品をAmazonで見たことがあるかもしれませんが、おそらくはEasySMX、または関係ある箇所のOEMなのではないかと考えています。実際にWebサイトに同様の製品はないものの、ほぼ同じ外観・機能のXbox・PC用コントローラーがあります。
外観など
決して高級感があるというわけではありませんが、安っぽいという感じもなく製品価格を考えると十分よくできている印象です。
日本語のマニュアルも付属しており、サポートも18ヶ月とこのあたりもしっかりしていると言えると思います。
スティックもデッドゾーンをほとんど感じないので、細かな操作にも対応できるレベルです。
非常に多機能なサードパーティーコントローラー
機能的にはNFCがないのみで、振動(感度調整可能)、連射機能(連射の段階調整可能)、LEDライティング(輝度調整可能)、背面マクロ機能(ボタン4つ)、ジャイロ、Bluetooth・有線どちらでも接続可能でバッテリー持続時間も12〜18時間と申し分のない多機能さです。
またNintendo Swicthのスリープもホームボタンで解除可能です。
背面マクロボタン
背面には4つのマクロボタンが用意されており、それぞれ複数ボタンの操作を記録し1ボタンで実行可能になっています。当然1ボタンの入力のみ記録することも可能なので、通常の背面ボタンとして機能させることも可能です。
実は、発売直後に購入したのですが、マニュアルには、LS/RS(L/Rスティックの押し込み)の登録も可能と記載があるにも関わらず、実際には登録できないという現象を確認しサポートに問い合わせたところ、すぐに「ファームウェアのアップデートで対応できるので交換させて頂きます」との回答を頂きました。
実際、交換して頂いた製品は問題なく登録できるようになっており、サポート面の対応でも非常に満足のいくものでした。
ハードウェア的な些細な問題点について
まず、スティックの形状・質感についていうと若干の滑りやすさを感じ、改善の余地がある箇所だと思います。
次に、Yボタンとスクリーンショットボタンが近すぎるという問題で、かなり近くにあるので、時々、誤ってスクリーンショットとYボタンを同時に押してしまいます。
最後に背面マクロボタンのうち、中央側に位置するボタンです。配置的に指の側面で押すことになり、外側のマクロボタンは指を引く動作で押すことが可能なのに比べるとどうしても指の動作としては不自然な形になります。
スイッチ用コントローラーとしてはかなりの高品質
いくつかサードパーティー製スイッチ用コントローラーを試してきましたが、今のところ、「DIGIFORCE スイッチコントローラー」が機能面・その質で一番良い製品だと感じています。
PSやXbox用のプロコンは純正より高価格になることが多いのですが、なぜかスイッチ用は純正より低価格なものばかりでその代わりに何かが犠牲になっている印象があります。
この製品の多機能さや質の高さをより高め、NFCも搭載するような製品が発売されることに期待しています。
コメント