DUALSHOCK4 背面ボタンアタッチメント レビュー

プレイステーション5が発売されるという年に発売されたDUALSHOCK4 背面ボタンアタッチメントのレビューです。

結論から言えば、いままでスカフやAstro C40などのいわゆるプロコンを使ったことがないという方にオススメの商品です。
入手性はともかく、非常に低価格で何より公式が発売したものという意味でもオススメできます。

軽く機能説明

背面に2個ボタンを追加します。
それぞれ設定できるボタンは、
△,○,×,□,上,右,下,左,L1,R1,L2,,R2,L3,R3,Option,割り当てなし
となっています。左右にあるのでそれぞれ違う組み合わせをプロファイルとして3種類保存できます。

設定を表示するOLEDディスプレイ。P1なのでプロファイル1。ディスプレイの円形の箇所自体がボタンとなっており、長押しでボタンの割り当て設定に移行する。

なぜ背面ボタン?

背面ボタンのコントローラーというと主にプロの方がシューターで利用しているイメージがあると思います。

しかし、最近のゲームはアクションなどでもその表現の自由が広がったことによりプレイヤーができる操作の幅も広がっています。

よくある操作として左スティックはキャラ移動、右スティックは視点移動となることが多いですが、例えば、左スティックでキャラ移動させつつ、十字キーを使うというのは難しいです。
同様に右スティックで視点移動させながら□○×△ボタンを操作するのも難しいです。

背面ボタンがあればこれらのボタンを割り当てできるので同時に操作することが可能となります。

例えばアサシンクリードオデッセイの場合は十字キー↑で自分のみの周りのオブジェクトや敵をハイライトしてくれる機能がありますが、↑キーを背面ボタンにアサインすれば、左スティックでキャラ移動させつつ、ハイライトさせることが可能となります。

SCUFやAstro C40との比較

背面ボタンアタッチメントの出来が悪いということは今のところ感じません。
ただし、その構造上コントローラーの形状からボタンの厚みができるので、背面ボタンを使う中指または薬指がどうしても浮いたような状態になります。

これは慣れの問題かも知れませんが、初めから背面ボタンがあることを設計されたSCUFやAstro C40ではコントローラーに沿った自然な指の置き方ができます。

ボタンの高さ

なぜこのタイミング?

PS5の発売がわかっているこのタイミングでなぜリリースされたのかという疑問が沸きます。
背面ボタン付きコントローラーの特許が出願されていることも報道されているので、PS5ではXbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2のように、上位版のプロコン発売も想定して市場のニーズなどを探る目的もあったのかもしれません。

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