FINAL FANTASY VII REMAKE(ファイナルファンタジー 7 リメイク) INTERmission(ユフィDLC) レビュー
FINAL FANTASY VII REMAKE(ファイナルファンタジー7 リメイク)のPS5版のみに提供される「ユフィ」を主人公としたDLC「INTERmisson」のレビューです。
本編のレビューはこちら。
ボリューム
いわゆるサブクエなどを除いてストレートにストーリーのみを追っていくと3〜4時間程度のボリュームです。
PS5アップグレード費用も合わせると約2300円するDLCとしてはボリューム不足な面は否めないという印象です。ただし、これはFF7というブランドやユフィに対する好みなど人によって評価が分かれる部分だと思います。
追加要素
今作の戦闘面は、操作できるのが基本的には「ユフィ」のみということで、新規追加キャラクターとなる「ソノン」とは本編とは異なる方法で連携できるようになっており、各キャラクターが独立していた本編とは少し違った戦闘と言えると思いますが、難易度は本編より少し高めだと感じました。(これはFF7のプレイが久しぶりだった影響もあるかもしれません。)
MAP上の箱が遠距離で壊せるとか、壁走りが出来るなどは正直どうでもいいことで、いい意味でも悪い意味でも、こういう部分がフィーチャーされる程度の差しかないと言えると思います。
ストーリー
各カットシーンや移動中の会話・モーションなど「ユフィ」の魅力的なキャラクターは、十分に描かれており素晴らしいものです。一方で新キャラクターとなる「ソノン」やウータイに関するストーリーはかなり薄く、兄貴分のようなやり取りや終盤のカットシーンなど演出面で頑張ってはいるものの、やはりプレイヤーと接する時間が短すぎて、感情移入はしにくい印象でした。(リメイク2など続編で更なる深掘りがされるといいのですが・・・)
また、最後のボスもストーリーも何もない、ただそこで出会ってしまったので戦闘になったという形で、正直かなりがっかりした部分です。
最後に
丁度、本編「プレート落とし」のタイミングの裏で活動する「ユフィ」達を描いた作品ではありますが、ストーリーはかなり薄く、もっとウータイに関することを掘り下げる内容など、FF7という世界を広げる展開は描けなかったのだろうかと考えてしまいます。おそらく、本編の使い回しも含めての開発だったのだと思いますが、値段を考慮すると、残念に感じる部分も個人的にはありました。
それでも、「ユフィ」という魅力的なキャラクターの存在は大きく、はやく「リメイク2」で遊びたいと思わせられる作品だと思います。
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