Flydigi 『Vader 5 Pro』 レビュー

2025年末に発売されたFlydigi 『Vader 4 Pro』(レビューはこちら)の後継商品となる『Vader 5 Pro』のレビューです。
個人的には背面ボタンレイアウトの変更やショルダーボタンの追加など、かなりその発売を待っていた商品です。

『Vader 4 Pro』からの変更点

背面4ボタンのレイアウト変更

背面4ボタンとボタン数は変わらずにレイアウトが変更となっています。
『Vader 4 Pro』ではほぼ水平なボタンレイアウトで中央の2ボタンが使いにくかったのですが、『Vader 5 Pro』では左右それぞれ垂直方向に変更となり、パドルタイプへと変更になりました。
個人的にこの変更は大きく、背面4ボタンともに非常に使いやすくなりました。

ショルダーボタンの追加

流行りのLRトリガーの横にもボタンがそれぞれ1つずつ追加となりました。

ポーリングレートとレイテンシーの向上

ポーリングレートは1000Hzです。
ボタン割り当て変更で500Hzになるという現象は少なくともファームウェア7.1.4.6時点で確認できていないので、どこかのバージョンで修正されたのだと思います。

有線、無線ドングル使用のいずれも1000MHzを確認しました。

また、各ボタンのレイテンシーが向上したことにより素早い反応への対応が可能となりました。
Gamepadlaのデータでも、XInputかつ、有線・無線ドングル使用時は3〜4ミリ秒台と優秀な数値となっています。

デザインの変更

前作『Vader 4 Pro』よりも今製品デザインの方がライティング部分も含めて洗練された印象になっており、非常に気に入っています。

Flydigi Spaceと同時押し設定

本製品は過去の製品と同様PCアプリ『Flydigi Game Space』にて各種設定が可能となっています。

『Flydigi Game Space』ボタン設定画面。キーボードのキーの割り当ても可能です。

4パターンのプロファイルが登録でき、設定はハードウェアに保存されるので、パッド側のみで設定の切り替えが可能です。
当然のことながら、各ボタンへのマクロ対応・連射設定は可能です。

個人的に動作の安定性という部分でボタン設定が反映されたりされなかったりなどが不安定な部分と、同時押し自体は可能であるものの、ボタンを押している間だけ押している設定ができないという点は改善して欲しいです。(マクロ設定では、必ずボタンを”押す”という判定と”離す”という設定がないとマクロ設定が保存できない。)

マクロ設定画面。ここではLB+Aボタンの同時押し設定。↓が押し、↑が離す設定

間違いなく最高峰のゲームパッド

使用面やボタンレイアウトなどの使い勝手を考慮すると間違いなく最高レベルのゲームパッドです。
現状、少なくともPC用コントローラーとして、これを購入しておけば、間違いがないと言える製品だと思います。

どうも海外の報告によると背面パドルを強く押しすぎると内部パーツが破損して使えなくなるという報告があります。(2025年末の発売時から使用している自分としてはどれだけ強く押したんだと疑問が湧くのですが・・・)
自分の所有するものでは同じ症状は確認できていませんが、『Vader 4 Pro』の頃から背面ボタンの内部パーツはブラスチックだったのでディティールは異なるとは思いますが大きな変更なく採用されたのだと思います。