The Outer Worldsレビュー

今回はアウターワールドのレビューです。

開発スタジオがFallout: New Vegasのスタジオということもあり、比較対象とされることが多いようです。
舞台が宇宙という違いがあるのみで雰囲気は似ていますし、どのファクション(派閥、このゲームの世界観としては企業や組織など)を重視するかという選択肢で物語が分岐していくのも同じです。

FPS視点のアクションで攻撃手段としては近接と銃、仲間による特殊攻撃で、他はジャンプとしゃがみで、それほどアクション性が高いということもありません。

舞台が宇宙ということでオープンワールドではなく、惑星に移動して箱庭程度のマップで各アクティビティをこなすというのが基本です。
惑星によりマップのサイズは異なりますがサイズ自体は今時のゲームとしては大きくありません。

また、惑星ごとに色彩は異なるものの、建物などのオブジェクトは同じ、出現する敵も全惑星で共通と惑星ごとの差別化には失敗している印象です。
せめて出現するモンスター系の敵ぐらいは差別化して欲しかったと感じます。

クラフト的な要素はほとんどなく、武器や防具MODを装着できる程度のカスタマイズとなります。

キャラクター能力自体はどの能力を伸ばしていくか、自分のプレイスタイルに合わせてチョイスしていくという点もフォールアウト譲りだと思います。

スキル画面。近接や銃の種類別のほか、ハッキングやメディカル、会話に関するものなどあり、会話の選択肢で特定スキルの数値が足りていないと選択できないものがあったりする。
特定画面、スキル以外にも体力アップ、重量アップなどの特性を選択できる。

また、仲間を最大二人、連れて行くことができ、それぞれ能力、装備が設定できます。また、仲間それぞれにもクエストが存在します。

全体的にはよく纏まっているものの、クエスト選択肢による分岐があるとはいえ、プレイ自体にそれほど大きな幅があるわけでもないので、世界観含めたストーリーが好みに合う人は何周もするかもしれませんが、自分は1周で十分という感じです。クリアまでのプレイ時間はそれほど長くはないと思います。

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