DualSense Edge ワイヤレスコントローラー レビュー

PlayStation公式となるプロコントローラー「DualSense Edgeワイヤレスコントローラー」のレビューです。
公式ならではの細部でのこだわりを感じられるプロダクトとなっています。

機能概要

通常の「DualSense」との違いは多いのですが、わかりやすいところで背面ボタンが2つあるという点、さらにスティック部がモジュール式になっており、交換が可能になっているという点です。

スティック部分が交換可能になっていることは大きく、とくにいわゆるスティックドリフトの問題などで不具合が生じた際に、別モジュールに交換することで解決することができるというのはかなり大きな部分だと思います。

スティックモジュール

細部へのこだわり

まず一つ目がプロシーンをかなり指揮して有線接続したケーブルが外れないように固定する機構がついているという点。個人的にはどうでもいい部分だったりするのですが、この点がメリットになる方もいるのかなという気はします。

ケーブルを固定するパーツ

「DualSense」とは背面のテクスチャが変わっています。こだわりを感じるのは小指を置く箇所になる背面の一部分がゴム感のある滑り止め効果の高い材質が採用されているいう点です。

背面パドルの2種類。赤枠の箇所が他の白いパーツとは異なり、ゴム感のある滑り止め効果が高い材質になっている。

また、背面ボタンについてもパドルなども金属が採用されており、パドル形状が異なる2種類が交換可能になっています。また、パドルを装着する箇所の内部パーツも金属が採用されているようで、耐久性という面でのこだわりが感じられます。

カスタムコントローラーとの比較

各社のカスタムコントローラーでは背面4ボタンをサポートしており、個人的には大きくマイナスを感じる部分です。

また、L2/R2トリガーの深さを3段階に調整できる機能がありますが、一番浅い設定にしても、カスタムコントローラー各社が提供するマウスクリックと同じような機構を提供するものに比べるとかなり深いというのはあります。

犠牲になってしまったもの

多くの機構を搭載したことにより、バッテリー容量がかなり小さくなってしまいました。実際に使用していても5〜6時間ほどでバッテリー切れになってしまいます。

また、国内での価格はかなり高めといわざるを得ません。個人的にはケースは必要ありませんでした。

出来のいい製品ではあるが「良」止まりの製品

やはり背面4ボタンではないという点は個人的にはかなり大きくマイナスポイントといえる部分です。

また、価格も非常に高く、もう少し安ければと思います。

ただし、交換可能なスティックモジュールについては、今後サードパーティーからいろいろなバリエーションが発売されれば、本製品の魅力が広がる可能性はあります。

また、カスタムコントローラーにはないPlayStation純正ならではの細部へのこだわりやサポート期間の長さ(1年)も魅力と言えるかもしれません。(カスタムコントローラーの各社とも非常に保証期間が短いです。)

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