Battle Beaver Customs カスタムDualSenseコントローラー レビュー

Battle Beaver Customs PS5 デュアルセンス コントローラーのレビューです。
すでにレビュー済のAimControllersEvil Controllersと比較しながら違いを見ていきます。

購入について

Battle Beaver Customsのカスタム PS5 DualSenseコントローラーについては、現時点(2021年9月)では他メーカーとは異なり、常時注文が出来る状態ではありません。
常時注文が可能となりました。Wave3まではなかった外観のカスタマイズにも対応しています。

今回のレビューはWave3で注文したものとなります。
Wave3は2021年3月に受注が開始され、公式によるとわずか2時間で約1250件もの注文があったとのことです。注文開始直後はサイトも非常に重い状態でなかなか注文できませんでした。

商品が届いたのは7月末とかなり時間がかかっています。

カスタマイズ内容

以下の通りでカスタマイズで注文しました。

Rear Buttons - Number of Rear Buttons: 4
Rear Buttons - Button 1 Side: Left
Rear Buttons - Button 1 Placement Left: Standard
Rear Buttons - Button 2 Side: Right
Rear Buttons - Button 2 Placement Right: Standard
Rear Buttons - Button 3 Side: Left
Rear Buttons - Button 3 Placement Left: Lower (Ring Finger)
Rear Buttons - Button 4 Side: Right
Rear Buttons - Button 4 Placement Right: Lower (Ring Finger)
Rear Buttons - Reprogrammable rear buttons: Add Remap Chip
Rumbles - Large Handle Rumble Motors: Include
Thumbstick Tension - Left Stick Mechanism: Stock PS4
Thumbstick Tension - Right Stick Mechanism: Extreme
Bumpers - Left Bumper (L1): Stock Button
Bumpers - Right Bumper (R1): Stock Button
Triggers - Left Trigger (L2): Smart Trigger
Triggers - Right Trigger (R2): Smart Trigger
D-Pad - D-Buttons: No
Left Thumbstick - Z-Sticks: Z-Sticks
Right Thumbstick - Z-Sticks: Z-Sticks
Rear Buttons - Rear Button Cap: Beaver Tail
Rear Buttons - Beaver Tail: Beaver Tail

Wave3時点では、デザインに関しては一切変更ができなく、すべてDualSense純正ホワイトモデルになります。
これはEvil Controllersのように中途半端なカスタマイズになるぐらいなら、このほうがいいと感じています。

背面ボタンとBattle Beaver Customsの特長

背面ボタンの実装はEvil Controllersと同じようにボタンタイプでAimControllersのようなパドルタイプではありません。また、4つ搭載しても振動機能は維持できるので、Evil Controllersのように強制で除去されるわけではありません。(当然オプションで除去可能です。)

また、Battle Beaver Customsの特長として、背面ボタンの位置にもオプションがあり、若干位置を調整して注文できるという結構大きなメリットがあります。(上記注文内容の場合、「Button 1 Placement Left: Standard」や「Button 3 Placement Left: Lower (Ring Finger)」と記載されている箇所です。)

押した感触は「カチッ」と音が鳴るタイプで、Evilと音が若干違いますが似たような感触です。

今回の注文では、「Beaver Tail」というボタンオプションをつけており、デフォルトのものに比べると、若干ボタンのサイズが大きくなり表面にテクスチャがつくことで指の滑りにくくする効果が得られるとのことです。
個人的にはこれをつけて正解だと感じています。

背面ボタンのオプションとなる「Beaver Tail」
公式サイトより、デフォルトの背面ボタンと「Beaver Tail」。サイズ感を示す画像ではないと思います。

スマートトリガー

左右で押し心地の違いもなく、Evil Controllersにあったアダプティブトリガーの駆動による押し心地の変化もないので、非常に良好な感触です。

スティック

Battle Beaver Customs独自のZ-Sticksオプションを選択しています。
このスティックは表面にかなり細かな凹凸処理が施されており、スティックの直径が純正より若干小さく、中央へこみ部分の直径も純正より小さいという形状もあって指がかなりスティックにしっかりホールドされる感覚がありスティック上で滑らないので、いいスティックになっていると思います。

スティックのテンション(抵抗)も右側のみ変更しており、今回は「extreme」を選択しています。
Battle Beaver Customsではデフォルト含めて3種類提供しており「Increased」が110g、「extreme」が160gとなっています。

Battle Beaver Customs デュアルセンスコントローラーのリマッピング方法

背面ボタンのリマッピング(リアサイン)方法の解説です。
当然のことながら、注文時のオプションで「Reprogrammable rear buttons: Add Remap Chip」を選択していないと利用できません。ご注意ください。
英語版はこちらから確認できます。

1. リマッピングモードへの移行

背面ボタンのもっとも上部にあるボタンの左右2個を押したまま、前面にあるマイクボタンを一度押します。

LEDが点滅するので、背面ボタンを離します。

2. 各背面ボタンへのリマッピング

2-1. まずは、割り当てを行いたい背面ボタンを押したままにします。
2-2. そうするとLEDが激しく点滅するので、割り当てたいボタンを押したままにします。(このとき、背面ボタンは押したままです。)
2-3. 次に押したままにしていた背面ボタンを離します。
2-4. 最後に割り当てたいボタンを離します。

他の背面ボタンに割り当てを行いたい場合は2−1〜2−4を繰り返します。

3. 割り当て情報の保存とリマッピングモードの終了

マイクボタンを押します。LEDが数度点滅し、割り当てが保存されリマッピングモードが終了します。

割り当て可能なボタンは、△○×□、D-pad(十字キー)、R1、R2、R3、L1、L2、L3です。

まとめ

外観のカスタマイズこそ提供していないものの、スマートトリガーの安定した挙動含めて(Evilと比較して)非常に完成度の高いカスタマイズになっているという印象です。
実際、使用頻度もEvil Controllersよりも高くなっており、個人的評価もBattle Beaver Customsのほうが上と感じています。

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