Wicked Cushionsイヤーパッド簡易レビュー

海外ヘッドホン/ヘッドセットがレビューしていることの多い「Wicked Cushions」が気になっていたので購入して試してみました。

特徴

同社イヤーパッド最大の特徴が純正イヤーパッドよりも厚みがあるという点です。
当然これによって、着け心地に変化が出ます。

CORSAIR VIRTUOSO RGB ワイヤレス XT用のパッドの場合の厚みの差。左がwicked Cushions

理論的にいえば、厚みの分、耳とドライバーとの距離感が出てくることになり、音質の変化が気になる方もいるかと思いますが、いくつかの製品で試した限り大きな変化は感じません。当然、きっちり周波数特性などデータを取れば変化はあると思いますが、それほど大きな問題になるとは感じたことはないです。
快適度という点で見れば、特に耳とドライバーが接触してしまう場合などで若干とは言え厚みが出ることで耳に対するプレッシャー(ストレス)が改善されることになり、長時間の着用がかなり楽になるということもあります。

また同製品の構造として、パッドサイドはレザーで肌に接触する面はスポーツ系の布素材を採用しており、着け心地という点で妥協が見られません。

サイドがレザー製になっていることで、純正がレザーパッドの場合でも音質の変化が小さくなるように設計されています。

その他、クッション部に2重のクーリングジェル採用がありますが、長時間着用で暖まってしまうのでこの点はそれほど、ストロングポイントとは言えないかなという気がします。

Corsair VIRTUOSO RGB ワイヤレス XTレビューはこちら)、SteelSeries Arctis Nova Pro Wirelessレビューはこちら)、INZONE H9レビューはこちら)、Audeze Maxwell(レビュー準備中)用イヤーパッドを所持していますがいずれも、縫い合わせ部分などしっかりしています。

最後に

残念ながら、国内での正式な取り扱いがなくAmazonでも輸入代行業者による販売のみとなっている上に円安の影響でイヤーパッドとしてみれば高価ではありますが、非常に価値の高い製品となっています。長時間着用することの多い、ゲーミングヘッドセットを利用する方にはおすすめできる商品になっていると思います。

公式サイトはこちらですが、日本への発送はサポートしてなく、Amazon.comなどでの購入となります。(サポートに問い合わせましたが、Amazonで購入してほしいとのことでした)

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